2011年5月 折しも(自分的)ベビーブームがひと段落したところで、パパママ界隈に一眼レフブームが到来 カツヲ家ももれなくこのウェーブに飲み込まれた。
写真に興味なぞ持ったこともない、ただのミーハーな若造がヨドバシカメラの店員に質問攻めにして買ったカメラがNikon D5100だ。
「なんでレンズを交換しないといけないんですか?」
まさか、店員もこんな質問されるとは夢にも思わなかったに違いない。
D5100は随分便利なカメラだった。
バリアングル装備で、背の低い子供を撮るときに 上から下からと重宝した。
ただ、レンズは2本しか持っていなかった。
Sigma 18-200mm f/3.5-6.3 DC OS HSM という便利ズームと、標準画角のNikkor AF-S 35mm f/1.8G。
ダブルズームのキットじゃないところに、冒頭の質問からの流れを感じて欲しい。(笑
ところが、このレンズ達はお値段以上の写りをする。
ズームレンズのくせに、繊細な毛並みがしっかりと撮れている。
Nikkorの方は撒き餌レンズかもしれない・・・キヤノンEF50mm F1.8 STM には負けるが。
発色もナチュラルで嫌味が無い。
反面、面白みも無いのかもね。
最近、溜まりに溜まった写真を家のプリンターで印刷しているが 改めて見返してみると良いカメラとレンズだったと思う。
ちなみに、印刷を始めて早数か月 既に1,200枚は印刷した。
だが、まだ2013年の途中だ いつになったら2021年に追いつくんだろう?
でも、写真は印刷してこそなんですよ!
溜めたお前が言うな、と我ながら思うが。
この写真を改めて見て、ちょっと驚いた。
ゲレンデ・ハイスピード・人物となかなかとっ散らかった構図になっているけど、WBをはじめ何も破綻していない。
雪山に持ち出すのも問題ないと思うほど、割と軽量/それなりにコンパクト。
なので色々なところに持って行った。
知ってる?
カメラってね、持ち歩かないと写真撮れないんだよ!!
息子のこんな姿を収められたことも幸運だった。
ヤツめ、親に逆らったりしたらこの写真を結婚式で披露してやるぜ、げへへ。
とは言え、D5100には写真を撮る楽しみを教えてもらったけど
・見た目がダサい(なんとなく丸っこい)
・シーン撮影の意味が分からない(アイコンも子供っぽい)
・ダイヤルが勝手に回る(ロックなし)
・設定変更しずらい(メニューが深すぎるし、Fnボタンが良く分からん)
・設定が確認しずらい(撮影中に現在地不明、モラトリアムとなる不思議)
・毎年のモデルチェンジで、あっという間にオールドカメラ(なぜ年改?)
・ローパスレスレスで何となく気分が悪い(雑誌の影響)
と言う、よくよく考えたらカメラの性能とは異なるところで嫌になり X-Pro1に移った。
それでも、写真の練習機として買ったフイルムカメラのNikon F3(!)と併用していた為、Fマウントとの決別にはならなかった。
年に1~2本しか撮らないけど、たまにF3を持ち出している。
今もMicro Nikkorは大のお気に入り、デジタルでもバッチリ。
ピント面の描写は流石やで。
マニュアルの不便さが不快にはならず、むしろ好きなように撮れると思っている だから富士フイルム X-Pro2を使っているのかも。
見た目がカッコいいというのもあるけど。(笑
この写真、ポートレートはあまり撮らないけど よく撮れた。
というか、カメラが撮ってくれた かな?
ボケ味、発色、ピント面 全てにおいてかなり高レベル。
結局、それなりに写真が趣味になりいろいろ勉強して 数年越しで写真を見返すとD5100の写真が結構いいことに気づいたわけ。
この頃、女子カメラ部が流行ったような気がする・・・
ガーリーな写真もいくつかある気がする・・・
希ガス・・・
高感度もエントリーらしくISO1600が実用限界、実際には800までといったところだが 光源がしっかりしていると割とキレイに写る。
これ、手持ちですぜ 若かったな・・・ぁ。
シグマは最大望遠で二重ボケする上、ややうるさい。
便利ズームだからそれも仕方ないかも。
写真を見返すと、2013年9月にX-Pro1を迎えてから全然D5100で撮っていない。
よくよく惜しいことをしたもんだ。
もっと使いこなせるように努力すべきだったと反省。
この写真なんか、その場に居る感じ=臨場感 出てない? 滲みだしてない??
・・・え? ない?
しかし、見返せば見返すほど勿体ない。
最後はこれ( ↓ )だもの。
ザ☆機材
もっと楽しむべきだった、今となっては自身最後のデジレフ機じゃんか。
Nikonも半世紀に渡る一眼レフ機の歴史を閉じようとしているし、最後にFXのレフ機を買ってFマウントを味わい尽くすのもいいかもしれない・・・
こいつらも報われるだろう。
FマウントのNikkorレンズも、一時期より値段が下がってきている 特にMF。
ただ、ジャンクは少なくなっている印象。
沢山のレンズの違い/味を楽しむなら、ジャンクレンズを自家OHして遊ぶのが最高にコスパが良い。
は? 光軸??
良いのです、ありのままで 良いのです。
それも一つの味なのです、そのレンズ個体の味わいなのです。
一期一会なのです。
受け入れるのです・・・
そして、祈るのです。 ※ 露出計は飾りです(特に ↓ )
イク?
イク??
イっちゃうぅぅぅぅ???
という、恐ろしい想像を始めて、それ以上考えるのを辞めた。
いつか来た道と言うのが、更に業が深い。
バカなことは考えず、次何の写真を撮るか計画を立てる。
これ 正に、写真好事家の真理。
罪深いのは購買欲だね。
新しいナニカを買いたい! ってね。
ナニカって何よ?
今必要なのは滝行かもしれない。