昨年、子供の学校行事で「ショーシャンクの空に」を見た。
モーガン・フリーマンの演技がまたいいのよ、この映画。
冤罪で投獄された青年を通して、刑務所のあり方を考えさせられる とても深い映画だ。
このロケ地がオハイオ州北部にあるということで、ご近所だったものだから早速カメラを持って出かけた。
相棒はX-Pro2+XF18-55mmの標準ズーム!
建物の中での撮影は安パイ気味に振るスタイル(笑
映画で見た光景がここに。
のっけから暗い雰囲気だ。
もう少し印象をよくするためにWBを変えてみたが、妙にノスタルジックな絵になった。
まぁ、建物の重々しい雰囲気だこと!
手ぶらで来たから良かったけど、ここで言われてもね・・・
駐車場で掲示したほうがいいんじゃないかなー。
こんな感じで映画とリンクした展示がされている。
実際に使われていた用品たち。
映画でも描かれているけど、当時の刑務所は環境が悪い。
本気で更生を考えているのか、甚だ怪しいシーンも散見されるが 現実にもこれに近いものがあったようだ。
こちらは映画の小道具。
BROOKS was here. So, was RED.
長く収監され、外の世界を知らないまま老人となった者の孤独が描かれたシーン。
涙腺と胸に来るヤツだ。
スティーブン・キング原作の映画はどれも心にしみる作品が多い、グリーン・マイルとかね。
でも、スタンド・バイ・ミーが一番好きだ。
アメリカのどこまでも続く線路を見たら、それに沿って歩きたくなる衝動が沸くほど好き。
けど、子供たちからは賛同が得られなかった。
「アメリカって怖いところだね」という薄っぺらいコメントのみ、嘘だろ・・・
あんたが住んでるところ、アメリカやで。
こちらは実際に使われていた一般教養の座学の教室。
古ぼけた安っぽい椅子が過酷だったであろう当時の印象を伝える、
ように写真が撮れてたらいいなぁ~~~。
雰囲気を伝えるのって難しいな。
ぼろぼろの壁と一脚の椅子のセット、映画に出てくる老人の孤独を表現してみたが 割と不気味さの方が目立ってしまった。
暗い雰囲気だが実際暗い。
ISO上限設定の800に張り付いてしまっている・・・
X-Pro1の癖が抜けず、未だに800上限設定のまま。
X-Pro2なら1600でも問題ないけど 何となく気持ち悪いという気分の問題。
スペックあっても使いこなせてないな(笑
こちらは、教会に続く厚く重い扉と教会内部。
使われなくなって久しい設備だけど、ここまで老朽化が進むとおどろおどろしい。
罪人が収監されていた収容所の写真が以下だ。
まー、とにかく狭い。
アメリカ人なんて身体がデカいから、一人でも窮屈だったろうに二人収容が基本の設計となっているところに無理がある気がする。
今はこの施設、近くの小中学校から社会科見学で来ることもあるらしい。
確かにこれを見たら悪いことしようなんて気が無くなるね。
珍しく真面目なテーマで写真撮影した。
たまにはこういうのも良いね、勉強になりました。