アメリカ中のあちこちで花火大会が催され、近所でもやるらしいと同僚から聞いたので 前から興味があった花火撮影にトライしてみることにした。
花火を見に行くなんて、独身以来だから何年ぶりだろ・・・?
機材はZ6の方が良いのだろうけど、ここは慣れているX-Pro2に出張ってもらう。
なにせ、花火撮影は設定が重要だそう。
その点、闇の中でもダイヤルぐりぐりできるX-Pro2が精神衛生上良い。
ネットでググると直ぐ花火撮影のレシピが出てくるので、先輩諸兄のお知識を拝借。
レンズ :撮影場所、花火の種類により調整ができる広角~標準ズーム推奨
f値 :f/10~13推奨
SS :バルブ ※シャッターボタンを押している間中、シャッターが下りる
ISO :100
三脚 :要
レリーズ:要
危ねー!
思い込みでISOを1600あたりまで上げるところだった・・・
花火自体が十分な光量を持ってるから、夜間撮影だけどISO値は低くするようだ。
レリーズはその昔、ヨドバシカメラで買ったアナログのヤツがあるので それを使うことにした。
実は初めて使うんだけど・・・いやね、ほらね、使う用途が思いつかなくて。
え?
なら買うなよ??
でも、半額やで!
5年越しに活用するんだから、結果的に無駄ではなかった(ハズ)・・・
ここを押すとピコピコと先端から突起が出る。
先端はネジが切られてて、シャッターボタンに取り付けるんだけど 最近レリーズが電子化されてるからねー。
最近、カメラ側にねじが切られてないから・・・あんまり見ないよね、このタイプ。
でもX-Pro2は取り付けれる 流石、ネオレトロカメラ。
もちろん、Z6には付けれない だって、最新鋭のカメラだもの。
三脚は富士フイルムのポイントで貰ったヤツ、多分市価3000円くらい? だと思う。
三脚って割と使うシーンが多いから、そろそろ良いの欲しい・・・けど、必要十分なのよね これで。
スナップメインだからね。
物欲はあるけどね(笑
一式鞄に詰めて、水と折りたたみ椅子 あと懐中電灯(超重要!)を持って早めに出発。
なんせ、ロケハンしておかないと 電線やら電柱やら建物なんか写り込んでも写真を撮っている最中は多分分からないからねー。
往々にして、夜間撮影は何か変なものが写る。
家に帰って写真を確認して気づくというね。
花火会場が思ったよりもゴチャついてて、なにより人出が多すぎ。
どちゃくそ騒ぐアメリカ人をよそに粛々と準備を整えて~~~・・・
ん?
んん??
花火撮影って、主題=花火 のほかに副題がないとツマンナイ写真になることを初めて知った(笑
何となく、安心して見れる写真になってきた。
地に足が付いた感じ?
アメリカらしいっちゃらしいけど、花火を馬鹿みたいに連発するからシャッター時間を長めにとると真っ白に・・・
完全に白トビ。
変化をつけることが難しい。
うわぁ、最初にどこに陣取るかで勝負が決まるんですね 多分そう。
打ちあがる速度がそれなりに早いから、フレームを合わせるのに超苦労する。
あ、もしかして、これって、近すぎなんじゃ・・・(察し)
やってみないと分かんないね、こういうのって。
ポンポン間断なく、むしろ重なり合って打ちあがる。
なかなかに豪勢やで。
Capture Oneで現像しているから、割と調整はやりやすい。
と言っても、せいぜいWBとハイライト/シャドウ調整くらいか?
嘘でーす。
バリバリにクロップしてまーす。
うーーーん、全然納得がいく写真が撮れない。
そもそも、どういう花火が打ちあがるのか良く分かっていないから 絵作りが難しい。
写真で見ると「まぁ、花火だよね」って感じだけど、日本のそれとは随分印象が違う。
結局、花火は30分一本勝負なもんで あっという間に終了。
ふひぃ~!
なんか消化不良やで・・・
どうやったら上手く撮れるのか??
良く分からなかったなー。
来年は、もっと大きな花火大会でトライしてみたい。
それまで、花火写真を研究だなぁ。