どのカメラメーカーでもイベント・講習を開催している。
でも、なかなか気乗りしないのは
・費用が高い(だいたい諭吉以上)
・内容がイマイチわかりずらい
・常連、ガチ勢の輪に入れるか心配
・会場が遠い
・人見知りする
・おやつはいくらまでか分からない
等の理由があると確信している。
そこに来て、富士フイルムは初心者講座は初期の頃から無料~3000円までがほとんど 敷居が低かった。
今もそうかな?
コロナ影響でオンラインになってて、更に敷居が低くなってた(笑
参加したのは全部で4つあるが、中でも「X Series購入者限定~身近な被写体を撮る~初めての撮影体験」という講座は良かった。
2017年4月に参加したようだ。
会場は 3331Arts Chiyoda、廃校した中学校を利用したアートセンターだ。
座学、フラワー・テー ブルフォト、各自スナップ撮影実践+皆の前で講評 という内容だった。
しかも、レンズの貸し出しが『無料』でXF35 f1.4を借りた。
XFレンズでは名高い銘玉だが、XF23 f1.4を買うつもりでいたから 気になってたもののスルーしていた。
以下は試行錯誤の結果、迷走した挙句 センスがどっか行った写真が多数。
恥ずかしい!
手始めは、フラワーフォトは造花を用いての練習。
色が派手な分、とっちらかりやすいし 何よりピントが来てない(笑
あとf1.4のピントの薄さが分かっていなかった。
前ボケ 頑張っているのは分かるんだけどね。
更にテーブルフォトは難しい。
特に何を強調すれば良いのか・・・変哲のないものはどうにも。
どこが主役で、
何が脇役なのだ?
さすがに1ジャンルを形成しているだけある、奥が深いというか 片鱗にすら触れられなかった。
座学で特に勉強になったのはスナップ撮影のルールや心得、撮影のポイント。
最近はスナップ撮影が難しくなってきている。
スナップ撮影のポイントは、
・造形はあくまで舞台 人が入ることで初めて生きた写真になる
・ストーリー性、奇遇/偶発的要素を持たせる
・対比を作る(構図だけではなく)
納得はいくが、これが非常に難しいので・・・
何だこれは。(笑
2時間?粘った作品がコレ。
これで講評受けたぜ。
恥をかいて、身に付けばヨシなんだけど なかなか身につかないのが技術だよね。
学びは色々あったが、物欲も刺激されたのも事実で。
なんか、艶めかしい。
適当に撮っても絵になると評判のレンズだが、これはなかなか。
写真の出す雰囲気が気に入り、その後 買おうと決めていたXF23 f1.4とどちらを買うか長期に渡り相当に悩むことに。
悩んだら両方購入、それがIYHer。
XF23 f1.4はVer.Ⅱの噂がある、次こそは買うね。
かもね。
あと、カラーマネジメントの講座にも参加させてもらった。
こちらは撮影実践はなく、座学のみ。
こんなテキストで。
こんな授業。
CAMERA RAWがリリースされてから、RAW現像も良いものだと 何度も読み直した。
今はCapture Oneを使ってる。
高くないし高機能だしメニューカスタムできるし、買い切りだから オススメ。
このソフト、良いけど情報が全然ないんだよね。
でもYou Tubeで学べるから、気になる人は覗くべし。
ちなみに、講習でいただいたX-Pro2グラファイトのカタログは今も手元にある。
買ったのはノーマルのX-Pro2だけど。
グラファイト 高いわ!!