大物狙いのロマン砲
フォトブログとは趣が異なるのは重々承知で・・・
Outdoor関連も載せていこうと思う。
ただ、ブログの内容があちこち方面に発散しそうな危険な感じもするけども。
特にキャンプ用品系はネタが多く、危険だ。
さて、本題だけど 昨年実に25年ぶり(!)にバス釣りに復帰した。
だって、せっかくバスフィッシングの本場に住んでるのよ?
本場で経験できることは(できるだけ)する。
コレ、今のポリシー。
四半世紀前(笑)に使っていたタックルを引っ張り出し、リハビリかねて近所でやってみた。
ロッド もげるかと思った・・・
腕が錆びついてるので、プラグなんてとてもとても。
安定のゲーリーの4inchで釣れましたわ。
ワームのチカラっすね(笑
タックルは、いぶし銀のDaiwa ファントムとShimano 00スコーピオンのセットだ。
なんとも尻の落ち着きが悪い、ブランドキメラもいいとこだけど・・・昔、ロッドはDaiwaが良かったんだよ、ホントだよ?
割と釣れるもんだから気をよくしたのも束の間。
始めたのが晩秋だったこともあり 碌に行けないままシーズンオフ・・・
することもないので、来シーズンに向けて冬の間に道具を揃えることにした。
どういうタックルにしようか悩んだが、”今” 復帰するので と特別感を求め、
①アメリカのブランド
②本場のバスフィッシングらしいタックル
③長く使えるもの
で組み立てようと決めた。
日本とアメリカのネット記事でせっせと情報を集めて、選んだ結果がこれ。
大物狙い/思い入れ重視のロマン仕様。
まずもって、そもそもロッドとリールの数が釣り合っていない(笑
↑
古いロッドとドッキング
バスフィッシングにハマってた中学生にはとても遠い存在だったんスよ・・・舶来ものリールのAbu Ambassadeur。
ガラスケースに飾られたAbuを横目に、なけなしの小遣いで安っすいタックルを買ってたなぁ~。
600円の中華ロッドが、フッキング合わせたら根元から折れた事もあった。
あれはあれで、友達とキャッキャしながら釣れなくても何てことない、面白かったね。
その憧れも、ebayで$56 送料入れても$66だった。
シリアルナンバーから、1976年に製造されたことがわかる ヴィンテージやん。
長年放置されてめちゃくちゃ汚かった。
全バラして洗浄・注油・グリス塗布・組付け調整をフルコースでやりましたよ・・・
コグホイール(青色のギア、肉抜きベアリング入りで$19!)変えたけど、飛ばないだろうなぁ~。
ま、大人になって実現したパティーンっすね 自己満度は高い。
蛇足だけど。
さらに骨董品なのがコイツ。
A.B.Urfabriken Record 1600 Modell C・・・原始的なダイレクトタイプのベイトリールだけど、レベルワインダーが付いている(1940年代では)先進的な奴だ。
これもebayで買っちゃった・・・OHもした 全く実用性はないけどね!
単に、興味本位でebayでポチーーー~~~。
けど、後悔はしていない!
さすがにオールドAbuだけだと厳しいから、ちゃんとしたのも新品で購入した。
こっちはガチ用。
Pro Rocketって書いてあるからカッ飛ぶはず。
ともかくとして、Pro という言葉に弱いことが分かった。
今はAmbassadeur推しだから。
まじAbuしか勝たん。
Amazon見たら日本でも普通に売ってた。
・・・なんか高売りしてるなー。
買ったのは左巻きの5501。
右巻きの方が人気らしいけど、キャスト→リトリーブがスムーズなので左巻き派。
でも、論争になるから主張はしない(笑
海釣りで使っている人もいるそうで、機構が単純だからチューニングベースにも最適(?)。
機構がほとんど変わらないからチューニングパーツも豊富で、ターゲットに合わせてアップデートしやすい。
もちろん、リールは性能面でShimano/Daiwaが最高峰だと信じている。
工業品は何でも、日本製が一番 これマジで。
従って、古いロープロベイトの00スコーピオンもどっかで出番があるはず。
メンテナンスだけはしっかりやっておくことにする。
並べてみると3台とも四半世紀ほど製造年が違うのに、デザインがほぼ同じというのが面白い。
一方、ロッドはと言えば。
同僚から、アクションが取りやすくて機能性/操作性が高く アメリカのBasserに愛用者が多い って聞いた。
カバーからデカいバスをぶっこ抜く、アメリカ人好みのトルクと粘りがあるようですわ(笑
店舗でエントリーグレードのものだけども、振った感じはやっぱり良かった。
しなりからの戻りが特に気に入ったなぁ。
St. Croixも振った感じ良かったから、随分と悩んだ。
買ったのはミドルグレードのGLX MagBass MBR843C。
旧ロッドの方はダイワ精工のPhantom CC-602-3RB。
スペックに大きな差はない、どちらもバーサタイルのロッドだ 船を持たないオカッパリ野郎に優しいロッドでもある。
G.Loomisは無骨な外観で、飾り気が全くない。
それは好みで良いんだけど、1本継の7ft(約213cm)だから普通に長い。
長い分、遠くまでルアーを運べるから 馬鹿に広いアメリカのフィールドには合うと思う。
日本に帰ったら、海に使うか。(笑
あと、G.Loomisのロッド名は言いやすくて助かる。
どうにも、日本のバスロッドって名称がその・・・アレざましょ?
まぁ、何と言うか・・・若干、厨に ゲフンゲフン
アメリカ人に「そのロッドって何?」って聞かれたときに、安心して言える(笑
フィールドによって組み合わせを変えるけど、SPEC見てみたら現実的にはこの組み合わせが基本になるかな。
釣り用品のSPECシートなんて久しぶり見た。
そんで、用語が理解できなかったわ・・・
ともあれ、気持ちが悪い。
何がって?
リールとロッドのバランスですよ、数の。
一本足らないんだよなぁ~~~。
ちなみに、アメリカだとフィッシングはハンティングに分類される。
だから、猟銃と釣り竿が同じカテゴリーで売られている(笑
言われてみればなるほどなぁと思ったけど、初めてショップに行ったときは驚いた。
ここ、Bass Pro Shopよ?
ともあれ、これで春から出撃やで。
ロマンタックルで釣れたら、最高に楽しいだろうなぁ。
スポーニングの季節も、もう間近。
ああ、待ちきれない。